エコビジネスデータバンク

バイオマスプラスチック、生分解性プラスチックを中心にエコマテリアル技術、開発動向を取り纏めた情報サイト。「バイオポリエチレン」「ポリ乳酸」「PHBH」などの注目素材を始めとし「紙製バリア材料」「リサイクル技術」等幅広い環境ビジネスの最新情報を届けます。

使用済みタイヤからカーボンブラック再生へ(ブリヂストン)

株式会社ブリジストンは使用後のタイヤを熱分解してカーボンブラックを再生する技術開発を進めることを発表した。同開発はENEOS株式会社との共同プロジェクトとなる。今回はブリジストン社とENEOS社との取り組みについて詳細な情報を提供します。 目次 株式…

カーボンクレジット市場開設へ(東証)

東京証券取引所がカーボンクレジット市場を2023年10月に開設することを発表した。7月に参加者登録の受付を開始。10月から売買を開始する予定。今回は東証が開始するカーボンクレジット市場に関する情報と関連情報をお届けする。 東京証券取引所外観 引用:東…

バイオマス由来化粧品原料拡充へ(三洋化成工業)

三洋化成工業株式会社がバイオマス由来となる化粧品原料の拡充を発表した。米由来の新規素材「コメファイン」を日焼け止めに添加することで複数の機能性が発現可能となる。機能性かつ環境配慮型素材として採用を狙う。今回は三洋化成工業株式会社のバイオマ…

セルロースナノファイバーを使用した化粧品原料販売(中越パルプ工業)

中越パルプ工業株式会社がセルロースナノファイバー(CNF)「nanoforest(ナノフォレスト)を使用した化粧品用途向け原料の販売を丸紅株式会社と共同で始めたと発表した。今回は中越パルプ工業社と丸紅社が開始した取り組みについて紹介します。 nanoforest…

化粧品向けオーガニック米発酵原料を開発(ファーメンステーション)

株式会社ファーメンステーションが化粧品向けオーガニック米発酵液を開発したと発表した。独自の発酵技術を生かした新規オーガニック材料として注目したい。今回はファーメンステーション社のオーガニック米発酵液について詳細な情報を纏めた。 独自技術で製…

廃棄発泡ポリスチレンの油化装置導入(積水化成品工業)

積水化成品工業株式会社は株式会社積水化成品沖縄(沖縄県うるま市)への油化装置導入を発表した。海洋プラスチックごみ問題解決策の一つとして注目したい。 導入した油化装置(積水化成品工業) 引用:https://gomukagaku.com/article/230605_9/より引用 目…

バイオマス由来グルコースから没食子酸などの有用モノマーへ変換 花王

花王株式会社は芳香族化合物である没食子酸および4-アミノ-3ヒドロキシ安息香酸(4, 3-AHBA)をトウモロコシやサトウキビ等の植物由来のグルコースから微生物を用い製造する発酵生産技術を開発したと発表した。今回は花王株式会社の新規発酵生産技術に関する詳…

100%バイオペット実用化へ 東洋紡

東洋紡株式会社が100%植物由来のポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)の重合に成功したと発表した。植物由来PET樹脂を足掛かりに循環型社会の実現に貢献していく。今回は東洋紡社の植物由来PET重合に関する詳細な情報を提供します。 【100%植物由来PE…

【SDGs】次世代バイオ燃料でトライアル運航(商船三井、ユーグレナ)

株式会社商船三井と株式会社ユーグレナが次世代バイオ燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」による船舶のトライアル運航を実施した。次世代バイオ燃料を使用することで温室効果ガス(GHG)ゼロエミッションを目指す。今回は商船三井社とユーグレナ社の…

【石油化学】シンガポールにプロパン脱水素設備建設へ(住友化学)

住友化学株式会社がシンガポールの石油化学コンプレックス内にプロパン脱水素(PDH)設備の建設計画を発表した。副生した水素と工場から排出される二酸化炭素からメタノールを製造することで、石油化学コンプレックスの経済性向上と環境負荷低減を同時に…

ウレタン樹脂硬化剤の環境対応製品を拡充(旭化成)

旭化成株式会社が自動車用塗料などの原料となるウレタン樹脂硬化剤の環境対応製品を拡充する。世界的な環境規制の強まりやカーボンニュートラルの潮流を捉えて収益拡大を目指す。今回は旭化成の環境対応製品拡充に関する詳細情報を提供します。 目次 詳細情…

DIC リサイクル事業に注力「ケミカルリサイクルでエフピコと協業検討」

DIC株式会社が技術開発で環境問題を解決する意向を強めている。パッケージリサイクル分野に注力する。特にポリスチレン容器包装の完全循環システム構築に株式会社エフピコとの協業検討を開始する。今回はDIC社の環境ビジネスについて詳細な情報を提供…

バイオマス由来難重合性モノマーの効率的ポリマー化技術開発(日本触媒、理化学研究所)

株式会社日本触媒と国立研究開発法人理化学研究所がバイオマス由来の難重合性モノマーのポリマー化において効率的に高分子量化可能な技術を開発したと発表した。今回は日本触媒と理化学研究所の効率的重合技術開発に関する詳細な情報を提供します。 GTP技…

【ケミカルリサイクル】スチレンモノマーに戻す実証へ(PSジャパン)

ポリスチレン(PS)樹脂国内大手製造メーカーであるPSジャパン株式会社が東芝プラントシステムと使用済みのポリスチレンを熱で分解して原料のスチレンモノマーに戻すケミカルリサイクルの実証設備建設を開始すると発表した。今回はPSジャパン株式会社のケミ…

ナイジェリアでプラスチックリサイクル教育(住友化学)

住友化学がナイジェリアでプラスチックリサイクル教育を支援することを発表した。今回は住友化学の環境教育支援に関する情報を提供します。 オリル・イガンミュ地区での学校・地域一体となった清掃活動 出典:https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/2…

AEPW 廃プラスチック問題解決を本格化

廃プラスチック問題解決に取り組むNGO「アライアンス・トゥ・エンド・プラスチックウエイスト(略省:AEPW)」がシンガポール本部での活動を本格化させている。環境への流出廃プラスチック量の多いアジア地域での活動方針やプラスチックリサイクルの…

ペットボトルキャップ由来ごみ袋の製造・販売の実証実験開始(TBM&神戸市)

新素材「LIMEX」のベンチャー企業のTBM社が神戸市と環境配慮型の指定ごみ袋の製造・販売を行う実証実験を始めたと発表した。今回はTBM社のリサイクル事業について詳細な情報を提供します。 「CirculeX」を使用した神戸市指定ごみ袋 出典:https://www.city.k…

ポリプレックス 再生PET工場新設 米国FDA認証取得の高品質再生PET供給体制強化

ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム大手のポリプレックス社が再生PETを手掛けるリサイクルプラスチックの第2工場の新設を発表した。ポリプレックス社は再生PET樹脂の生産能力を1.8倍まで拡大し、米国FDAからの認証を取得した高品質…

2019年度プラスチックリサイクル状況(プラスチック循環利用協会)

一般社団法人プラスチック循環利用協会がプラスチック製品の再資源化状況(リサイクル状況)などを纏めた2019年度フロー図を公表した。今回はプラスチック循環利用協会が発表したリサイクル状況について詳細な情報を提供します。 2019年プラスチック…

【低炭素化】廃棄プラスチック由来の電気で植物工場(昭和電工&東急REIホテル)

昭和電工株式会社が廃棄プラスチックから作る低炭素水素由来の電気を使用する植物工場で野菜を育てる仕組みが川崎キングスカイフロント東急REIホテルで始まった。また、水素を利用して電気や温水を作る「世界発の水素ホテル」に廃棄プラスチック由来の水…

次世代環境配慮製品に関する新プロジェクトを本格化(日清紡HD)

日清紡ホールディングスが次世代環境配慮製品に関する2つのプロジェクトを本格化させることを発表した。今回は日清紡HDの環境ビジネスに関するプロジェクトについて詳細な情報を提供します。 裁断くずを活用したセルロースナノファイバー入りスクラブ剤 …

ポリ乳酸(PLA)の耐熱性、透明性を改善する改質剤「TRIBIO」事業化へ(第一工業製薬)

第一工業製薬株式会社がポリ乳酸容器に耐熱性、透明性などを付与するプラスチック改質剤「TRIBIO」の事業化に取り組むことを発表した。ポリ乳酸が抱える耐熱性、耐衝撃性、透明性を改善する新たな改質剤として注目されている。今回は第一工業製薬社の改質剤…

二酸化炭素を原料としたリチウムイオン電池向け電解液原料に関するライセンス事業を強化(旭化成)

旭化成株式会社がリチウムイオン2次電池向け電解液原料に関するライセンス事業を開始すると発表した。二酸化炭素を原料とする環境配慮型技術を強みに受注獲得を目指す。今回は旭化成のライセンス事業に関する詳細な情報を提供します。 リチウムイオン2次電…

水素技術でオーストラリアのヘイザーグループと覚書を締結(千代田化工建設)

千代田化工建設株式会社がオーストラリアのヘイザーグループと水素技術で提携することを発表した。今回は千代田化工建設の環境ビジネス情報を提供します。 出典:千代田化工建設、豪州企業と提携 水素の生産体制を強化へ | ニュース | 環境ビジネスオンライ…

マレーシアに大規模藻類培養設備建築へ(ちとせ研究所)

株式会社ちとせ研究所が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募したバイオジェット燃料に関する受託事業に採択され、マレーシアに大規模な藻類培養設備を建設する。今回はちとせ研究所の藻類培養事業に関する詳細な情報を提供します。 藻類培…

清掃工場で二酸化炭素(CO2)回収・利用プロセスの実証試験開始(JFEエンジニアリング)

JFEエンジニアリング株式会社が清掃工場から排出される二酸化炭素(CO2)を用いたCO2回収・利用プロセス(CCUプロセス)の実証試験を開始した。三鷹市と調布市が整備した清掃工場「グリーンプラザふじみ」にCO2回収設備を設置して2022年…

超高分子量ポリエチレン繊維「ダイニーマ」をケミカルリサイクル(DSM社&クラリター社)

DSM社とクラリター社とが戦略的提携の下、超高分子量ポリエチレン繊維「ダイニーマ」のケミカルリサイクルを実証した。2021年末には南アフリカのクラリター社の施設で商業規模の試験を実施する予定。今回はDSM社とクラリター社との超高分子量ポリ…

【ESG企業紹介】第6回 東洋エンジニアリング株式会社

二酸化炭素削減、廃棄プラスチック問題、海洋プラスチック問題の解決に取り組む企業を紹介する企画の第6回目はSDGsに貢献する新規技術、事業開発を行う東洋エンジニアリング株式会社を紹介したいと思います。 【エコビジネスデータバンク】ESG企業 東洋エン…

PETリサイクルで協業(ウツミリサイクルシステムズ&三菱商事)

ウツミリサイクルシステムズ株式会社と三菱商事株式会社がPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂のマテリアルリサイクル事業で協業することを発表した。使用済みPETボトルから新たな飲料用PETボトルを製造する新工場を2021年半ばまでに稼働させる…

【SDGs】中国でオイルスラッジ処理事業化(JFEエンジニアリング)

JFEエンジニアリング株式会社が東京センチュリー株式会社、北京和栄工程技術有限公司(中国 北京市)と合弁会社を設立し、2021年から中国でオイルスラッジ処理事業を行う。中国国内でのオイルスラッジ処理技術の事業性を評価し、将来的に東南アジアへの…