経産省来年度予算「エネルギー転換」「脱炭素化」重点
日本の産業を資金の面から支える経済産業省の予算を御存知でしょうか?
経済産業省は2019年8月28日に2020年度の予算要求案を報告しました。
総額は1兆4000億円と今年度予算の15%増しとなっています。
エネルギー転換や脱炭素化等に重点を置くと公表されています。
「エネルギー転換」「脱炭素化」関連予算には3,695億円を計上。
2019年度と比較して30%増加している。
「エネルギー転換」の目玉は「水素社会化」です。
「水素社会」は脱石油社会実現の為に無くてはならない技術革新です。
経済産業省が「水素社会」に予算を多くつけたのは
「水素社会化」が研究レベルから産業レベルに近づいているということでしょう
「水素社会」に関連する企業への補助金が多く投入されるため
「水素社会化」が急速に実現するかもしれません。
「水素社会」達成に大きな役割を果たすのは、やはり
水素自動車であると思われます。
2020年東京オリンピックで世界に日本のエコ技術をみる見せつける為、
是が非でも水素バス・水素タクシーを実装させたいのでしょう。
水素自動車普及には水素ステーションの完備、水素の安定化、運搬・貯蓄が必須となり
こうした課題克服に国家予算を投じ、イノベーションをもたらすか
「水素社会」に向けた産業界の動向に注目です。