三井物産プラスチック 環境ビジネス強化へ
三井物産プラスチックが環境ビジネスへの取組み強化を進めている。
台湾の生分解性樹脂コンパウンド、加工メーカーのミニマ・テクノロジーに出資を決定。
生分解性樹脂は米国を中心にブランドオーナーからの需要が拡大しているとのこと。
急速に環境意識が高まり、生分解性樹脂への注目が再燃している。
生分解性樹脂の代表例としては
・ポリ乳酸(PLA)
・ポリブチレンサクシネート(PBS)
・ポリビニルアルコール(PVA)
しかしながら、生分解性には課題もある。
・成形加工性が低い
・機械強度が低い
・価格が高い
・分解速度が満足するものでない
この様な課題に対して、ミニマ社は生分解性樹脂を複数種コンパウンドすることで課題を改善し、改質生分解性樹脂を市場へ提供し始めた。