環境配慮型メガネを開発(内田プラスチック)
プラスチック成型加工メーカーである有限会社内田プラスチックが環境配慮型で独自性の高いメガネの展開を強化する。環境配慮型でありながら低価格を実現し、中国品とも戦える商品を開発した。今回は内田プラスチック社の環境配慮型のメガネ開発について詳細な情報を提供します。
目次
内田プラスチックとは?
有限会社内田プラスチックは福井県鯖江市に位置する1959年創業のプラスチック成型加工メーカー。主力製品は越前漆器、プラスチック食器で、生産ラインへのロボットの活用を古くから行い、中国品と価格で勝負している。メガネ事業は2018年に参入し、環境配慮型素材の採用を積極的に実施している。
内田プラスチックの環境配慮型メガネとは?
内田プラスチック社ではメガネフレームにPETボトルのリサイクル樹脂を90%採用しており、レンズには生分解性を有するバイオレンズを選択することが可能となっている。また、使用後に廃棄する際には使用済みのメガネを回収し、トレーやメガネケースにリサイクルするスキームを構築している。最大の特徴は環境配慮型メガネでありながら、レンズ込みで500円程度で販売しており、安価な中国品と戦える商品となっている。同環境配慮型リサイクル樹脂メガネは国際メガネ店「第24回メガネ大賞2021」、「海ごみゼロアワード」イノベーション部門を受賞している。
技術内容評価
【新規性】
★★★☆☆
【経済への影響度】
★★★★☆
【SDGs貢献度】
★★★★★
【実現性】
★★★★★
【投資対象度】
★★★☆☆
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外部リンク
有限会社内田プラスチック HP
第24回メガネ大賞2021 HP
https://www.ioft.jp/ja-jp/Concurrent-Events/award/winners.html
海ごみゼロアワード2020 HP
https://uminohi.jp/umigomizero_award2020/announcement2020.html