【環境問題】ヘンケル リサイクル性評価ソフトウェアを公開
ヘンケル社がプラスチックパッケージのリサイクル性を評価するソフトウェアを公開した。リサイクル性の高いプラスチックパッケージの開発につなげ、循環型経済(サーキュラーエコノミー)への貢献が期待される。
目次
リサイクル性評価ソフトウェアとは?
ヘンケル社が公開したプラスチックパッケージのリサイクル性を評価するソフトウェア(EasyD4R)はプラスチック素材の種類、色調、表示ラベル等の情報からリサイクル性を評価することが可能。また、素材同士の組み合わせから、リサイクル性の高い組み合わせを見出すことが出来る。
ソフトウェア(EasyD4R)は入手できるの?
ヘンケル社が公開したソフトウェア(EasyD4R)は専用サイト「
www.henkel.com/easyd4r」から入手することが出来ます。
EasyD4Rの普及率は?
「EasyD4R」が公開されると、ドイツの有名ドラックストア「dm-drogerie markt」が主導し、リサイクル性の可能性を追求する団体「Rezyklat-Forum」に提供している。小売業者、製品メーカー、パッケージデザインメーカー等の32の加盟企業が「 EasyD4R」の有用性を確認し、「dm-drogerie markt」は製品サプライヤーに対して「EasyD4R」を標準的に使用するツールとして要求していくと発表している。
ヘンケル社の今後
ヘンケル社は2025年までに自社製品に使用するパッケージを100%リサイクル、リユース、コンポスト可能な材料とすることを発表している。自社で開発した「EasyD4R」を駆使し、優位なプラスチック材料の設計を進め、SDGs達成に貢献していくだろう。
技術内容評価
【新規性】
★★★★☆
【経済への影響度】
★★★★☆
【SDGs貢献度】
★★★★☆
【実現性】
★★★★☆
【投資対象度】
★★★☆☆
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