エコビジネスデータバンク

バイオマスプラスチック、生分解性プラスチックを中心にエコマテリアル技術、開発動向を取り纏めた情報サイト。「バイオポリエチレン」「ポリ乳酸」「PHBH」などの注目素材を始めとし「紙製バリア材料」「リサイクル技術」等幅広い環境ビジネスの最新情報を届けます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

【SDGs】次世代バイオ燃料でトライアル運航(商船三井、ユーグレナ)

株式会社商船三井と株式会社ユーグレナが次世代バイオ燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」による船舶のトライアル運航を実施した。次世代バイオ燃料を使用することで温室効果ガス(GHG)ゼロエミッションを目指す。今回は商船三井社とユーグレナ社の…

【石油化学】シンガポールにプロパン脱水素設備建設へ(住友化学)

住友化学株式会社がシンガポールの石油化学コンプレックス内にプロパン脱水素(PDH)設備の建設計画を発表した。副生した水素と工場から排出される二酸化炭素からメタノールを製造することで、石油化学コンプレックスの経済性向上と環境負荷低減を同時に…

ウレタン樹脂硬化剤の環境対応製品を拡充(旭化成)

旭化成株式会社が自動車用塗料などの原料となるウレタン樹脂硬化剤の環境対応製品を拡充する。世界的な環境規制の強まりやカーボンニュートラルの潮流を捉えて収益拡大を目指す。今回は旭化成の環境対応製品拡充に関する詳細情報を提供します。 目次 詳細情…

DIC リサイクル事業に注力「ケミカルリサイクルでエフピコと協業検討」

DIC株式会社が技術開発で環境問題を解決する意向を強めている。パッケージリサイクル分野に注力する。特にポリスチレン容器包装の完全循環システム構築に株式会社エフピコとの協業検討を開始する。今回はDIC社の環境ビジネスについて詳細な情報を提供…

バイオマス由来難重合性モノマーの効率的ポリマー化技術開発(日本触媒、理化学研究所)

株式会社日本触媒と国立研究開発法人理化学研究所がバイオマス由来の難重合性モノマーのポリマー化において効率的に高分子量化可能な技術を開発したと発表した。今回は日本触媒と理化学研究所の効率的重合技術開発に関する詳細な情報を提供します。 GTP技…

【ケミカルリサイクル】スチレンモノマーに戻す実証へ(PSジャパン)

ポリスチレン(PS)樹脂国内大手製造メーカーであるPSジャパン株式会社が東芝プラントシステムと使用済みのポリスチレンを熱で分解して原料のスチレンモノマーに戻すケミカルリサイクルの実証設備建設を開始すると発表した。今回はPSジャパン株式会社のケミ…

ナイジェリアでプラスチックリサイクル教育(住友化学)

住友化学がナイジェリアでプラスチックリサイクル教育を支援することを発表した。今回は住友化学の環境教育支援に関する情報を提供します。 オリル・イガンミュ地区での学校・地域一体となった清掃活動 出典:https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/2…

AEPW 廃プラスチック問題解決を本格化

廃プラスチック問題解決に取り組むNGO「アライアンス・トゥ・エンド・プラスチックウエイスト(略省:AEPW)」がシンガポール本部での活動を本格化させている。環境への流出廃プラスチック量の多いアジア地域での活動方針やプラスチックリサイクルの…

ペットボトルキャップ由来ごみ袋の製造・販売の実証実験開始(TBM&神戸市)

新素材「LIMEX」のベンチャー企業のTBM社が神戸市と環境配慮型の指定ごみ袋の製造・販売を行う実証実験を始めたと発表した。今回はTBM社のリサイクル事業について詳細な情報を提供します。 「CirculeX」を使用した神戸市指定ごみ袋 出典:https://www.city.k…

ポリプレックス 再生PET工場新設 米国FDA認証取得の高品質再生PET供給体制強化

ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム大手のポリプレックス社が再生PETを手掛けるリサイクルプラスチックの第2工場の新設を発表した。ポリプレックス社は再生PET樹脂の生産能力を1.8倍まで拡大し、米国FDAからの認証を取得した高品質…

2019年度プラスチックリサイクル状況(プラスチック循環利用協会)

一般社団法人プラスチック循環利用協会がプラスチック製品の再資源化状況(リサイクル状況)などを纏めた2019年度フロー図を公表した。今回はプラスチック循環利用協会が発表したリサイクル状況について詳細な情報を提供します。 2019年プラスチック…

【低炭素化】廃棄プラスチック由来の電気で植物工場(昭和電工&東急REIホテル)

昭和電工株式会社が廃棄プラスチックから作る低炭素水素由来の電気を使用する植物工場で野菜を育てる仕組みが川崎キングスカイフロント東急REIホテルで始まった。また、水素を利用して電気や温水を作る「世界発の水素ホテル」に廃棄プラスチック由来の水…

次世代環境配慮製品に関する新プロジェクトを本格化(日清紡HD)

日清紡ホールディングスが次世代環境配慮製品に関する2つのプロジェクトを本格化させることを発表した。今回は日清紡HDの環境ビジネスに関するプロジェクトについて詳細な情報を提供します。 裁断くずを活用したセルロースナノファイバー入りスクラブ剤 …

ポリ乳酸(PLA)の耐熱性、透明性を改善する改質剤「TRIBIO」事業化へ(第一工業製薬)

第一工業製薬株式会社がポリ乳酸容器に耐熱性、透明性などを付与するプラスチック改質剤「TRIBIO」の事業化に取り組むことを発表した。ポリ乳酸が抱える耐熱性、耐衝撃性、透明性を改善する新たな改質剤として注目されている。今回は第一工業製薬社の改質剤…

二酸化炭素を原料としたリチウムイオン電池向け電解液原料に関するライセンス事業を強化(旭化成)

旭化成株式会社がリチウムイオン2次電池向け電解液原料に関するライセンス事業を開始すると発表した。二酸化炭素を原料とする環境配慮型技術を強みに受注獲得を目指す。今回は旭化成のライセンス事業に関する詳細な情報を提供します。 リチウムイオン2次電…

水素技術でオーストラリアのヘイザーグループと覚書を締結(千代田化工建設)

千代田化工建設株式会社がオーストラリアのヘイザーグループと水素技術で提携することを発表した。今回は千代田化工建設の環境ビジネス情報を提供します。 出典:千代田化工建設、豪州企業と提携 水素の生産体制を強化へ | ニュース | 環境ビジネスオンライ…

マレーシアに大規模藻類培養設備建築へ(ちとせ研究所)

株式会社ちとせ研究所が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募したバイオジェット燃料に関する受託事業に採択され、マレーシアに大規模な藻類培養設備を建設する。今回はちとせ研究所の藻類培養事業に関する詳細な情報を提供します。 藻類培…

清掃工場で二酸化炭素(CO2)回収・利用プロセスの実証試験開始(JFEエンジニアリング)

JFEエンジニアリング株式会社が清掃工場から排出される二酸化炭素(CO2)を用いたCO2回収・利用プロセス(CCUプロセス)の実証試験を開始した。三鷹市と調布市が整備した清掃工場「グリーンプラザふじみ」にCO2回収設備を設置して2022年…

超高分子量ポリエチレン繊維「ダイニーマ」をケミカルリサイクル(DSM社&クラリター社)

DSM社とクラリター社とが戦略的提携の下、超高分子量ポリエチレン繊維「ダイニーマ」のケミカルリサイクルを実証した。2021年末には南アフリカのクラリター社の施設で商業規模の試験を実施する予定。今回はDSM社とクラリター社との超高分子量ポリ…

【ESG企業紹介】第6回 東洋エンジニアリング株式会社

二酸化炭素削減、廃棄プラスチック問題、海洋プラスチック問題の解決に取り組む企業を紹介する企画の第6回目はSDGsに貢献する新規技術、事業開発を行う東洋エンジニアリング株式会社を紹介したいと思います。 【エコビジネスデータバンク】ESG企業 東洋エン…

PETリサイクルで協業(ウツミリサイクルシステムズ&三菱商事)

ウツミリサイクルシステムズ株式会社と三菱商事株式会社がPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂のマテリアルリサイクル事業で協業することを発表した。使用済みPETボトルから新たな飲料用PETボトルを製造する新工場を2021年半ばまでに稼働させる…

【SDGs】中国でオイルスラッジ処理事業化(JFEエンジニアリング)

JFEエンジニアリング株式会社が東京センチュリー株式会社、北京和栄工程技術有限公司(中国 北京市)と合弁会社を設立し、2021年から中国でオイルスラッジ処理事業を行う。中国国内でのオイルスラッジ処理技術の事業性を評価し、将来的に東南アジアへの…

大気中の二酸化炭素を直接回収するダイレクト・エアーキャプチャー技術の研究を開始(東邦ガス)

東邦ガス株式会社が名古屋大学、東京理科大学などと共同で大気中の二酸化炭素を直接回収するダイレクト・エアー・キャプチャー(DAC)技術の研究を開始したことを発表した。この開発は内閣府が定めるムーンショット型研究開発制度「2050年までに、地…

【サスティナブル】再生発砲ポリプロピレン原料を欧州市場へ投入(JSP)

株式会社JSPが発砲ポリプロピレン(略称:EPP)ビーズの環境対応を加速し、欧州市場へリサイクル原料を使用した2製品「ARPRO RE」「ARPRO Ocean」を投入した。JSP社は市場動向を見極め、リサイクルグレードの他地域での展開を検討する。今回はJSP社…

カーボンニュートラル宣言(エンビプロ・ホールディングス)

株式会社エンビプロ・ホールディングスは2050年までにカーボンニュートラル化することを宣言した。廃棄物処理、リサイクル事業など全事業から排出される温室効果ガス実質ゼロを目指す。今回はエンビプロ・ホールディングス社のカーボンニュートラ宣言に…

循環システムの確立に向けた最先端材料の開発を加速(東レ)

東レ株式会社は持続的な成長を実現するため、炭素繊維や分離膜技術を駆使した燃料電池関連や超高透水ナノ濾過膜(NF膜)等の開発を加速している。今回は東レ社の循環システム確立に向けた最先端材料の開発について詳細な情報を提供します。 未来創造研究セ…

酢酸セルロース微粒子「ベロセア」の開発事業が環境省委託事業に採択(ダイセル)

株式会社ダイセルは化粧品原料となる酢酸セルロース真球状微粒子「ベロセア」の開発事業が環境省委託事業に採択されたことを発表した。海洋分解性・生分解性を有し、オーガニックコスメ素材としても注目される「ベロセア」に関する詳細情報を提供します。 真…

農業・食品廃棄物を原料とするメタン発酵やバイオガス発電事業強化へ(鈴与商事)

鈴与商事株式会社がメタン発酵やバイオガス発電の知見を育成する。鈴与菊川バイオガスプラントでのプロジェクトが化学技術振興機構のA-STEPに採用された。農業・食品廃棄物を原料とするカーボンニュートラルなバイオガス発電が期待される。今回は鈴与…

環境配慮型メガネを開発(内田プラスチック)

プラスチック成型加工メーカーである有限会社内田プラスチックが環境配慮型で独自性の高いメガネの展開を強化する。環境配慮型でありながら低価格を実現し、中国品とも戦える商品を開発した。今回は内田プラスチック社の環境配慮型のメガネ開発について詳細…

欧州のプラスチックリサイクル率に関する最新情報(2021年2月現在)

欧州プラスチック製品工業会が最新の廃プラスチック処理割合を発表した。今回は廃プラスチック処理に関する最新情報を提供します。 【エコビジネスデータバンク】最新の欧州リサイクル率情報 目次 詳細情報 情報内容評価 関連記事 カーボンリサイクル技術情…