2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
三菱ケミカルHDが乳タンパク質のカゼインを原料とした生分解性(海洋分解性)プラスチックを製造・販売するフランスのラクティプス社への出資を発表した。今回は出資発表に関して詳細な情報を提供します。 【環境ビジネスデータバンク】三菱ケミカルHD 乳タ…
「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」(略称:CLOMA)が海洋プラスチックごみ問題(マイクロプラスチック)解決にむけた行動計画を発表した。2050年までにプラスチック製品を100%リサイクルするためのロードマップを策定した。 【環境ビジネ…
二酸化炭素削減、廃棄プラスチック問題、海洋プラスチック問題の解決に取り組む日本の企業を紹介する企画の第1回目は生分解性プラスチックマスターバッチを供給する東京インキ株式会社を紹介したいと思います。 【環境ビジネスデータバンク】ESG企業情報 第1…
環境問題解決のため、トクヤマが二酸化炭素削減に乗り出した。トクヤマはバイオマス(木質ペレット)と石炭との混焼発電設備を新たに導入し、二酸化炭素削減を行う。火力発電の二酸化炭素排出量を考慮すると、今回のバイオマス混焼発電設備の導入が与える環…
プラスチックごみ問題を解決するため、PETボトルリサイクル会社が新たに設立した。ボトル・ツー・ボトルのリサイクル技術に期待する。 【環境ビジネスデータバンク】PETボトルリサイクル 目次 概要 新会社設立の背景 技術内容評価 関連記事 廃棄プラスチック…
生分解性樹脂「マタビー」の輸入代理店であるGSIクレオス社がSDGsの達成に貢献する新たな植物由来化粧品原料の供給を開始した。 NASAが注目する植物由来化粧品原料 GSIクレオス社はフランスのバイオテックマリン社の「セルトゾーム」から海洋植物(マリンプ…
海洋分解性を示す新規材料として注目を集めるPHBH(カネカ社)を鍵とした生産、利用、廃棄を循環させる新たな循環システム構築の実証事業が進んでいる。 今回は京都高度技術研究所(通称:ASTEM)がリーダーシップを取って進めているバイオマス由来プラスチ…
王子ホールディングスが生分解性プラスチックとセルロースの複合化の上市を発表した。バイオマス材料であり、かつ生分解性を示すセルロースを添加した新たな材料を提案している。今回はこちらの新規サスティナブル材料をご紹介。 目次 技術開発背景 新規技術…
粘着紙や粘着材料の国内大手メーカーであるリンテック社がプラスチックフィルムを使用せずバイオマス粘着剤の導入を発表した。リンテック社が発表した紙製ラベル素材とバイオマス粘着剤について詳しく紹介します。 目次 従来ラベル素材の課題 新ブランド「PL…
東京理科大学発ベンチャー企業であるアクテイブの提案した廃棄プラスチックを用いた発電技術について情報を纏めました。 目次 背景 新規技術 二酸化炭素排出量削減効果試算 技術内容評価 関連記事 ・新規海洋分解性プラスチック情報 ・室温条件で二酸化炭素…
バイオマス由来生分解性樹脂として注目を集めるポリ乳酸(略:PLA)の最新情報を纏めました。 目次 PLAを取り巻く環境 化学品市場 環境ビジネスのトレンド PLA市場情報 PLAの課題 PLA今後の展開 技術内容評価 関連記事 ・新規海洋分解性プラスチック情報 ・…
化粧品大手メーカーである資生堂と製品評価技術基盤機構(通称:NITE)は化粧品原料の生分解性を予測する方法の開発に向けて共同研究を発表した。化粧品の環境汚染が問題視され始めるなか、今回の共同研究により、化粧品原料の生分解性材料への切り替えが促…