新規技術
住友化学株式会社がシンガポールの石油化学コンプレックス内にプロパン脱水素(PDH)設備の建設計画を発表した。副生した水素と工場から排出される二酸化炭素からメタノールを製造することで、石油化学コンプレックスの経済性向上と環境負荷低減を同時に…
ポリスチレン(PS)樹脂国内大手製造メーカーであるPSジャパン株式会社が東芝プラントシステムと使用済みのポリスチレンを熱で分解して原料のスチレンモノマーに戻すケミカルリサイクルの実証設備建設を開始すると発表した。今回はPSジャパン株式会社のケミ…
東邦ガス株式会社が名古屋大学、東京理科大学などと共同で大気中の二酸化炭素を直接回収するダイレクト・エアー・キャプチャー(DAC)技術の研究を開始したことを発表した。この開発は内閣府が定めるムーンショット型研究開発制度「2050年までに、地…
東京大学の伊藤耕三教授らの研究グループが複数の刺激を受けた場合のみ生分解する新規なプラスチック開発に着手する。この開発は内閣府が定めるムーンショット型研究開発制度「生分解のタイミングやスピードをコントロールする海洋生分解性プラスチックの開…
北陸先端科学技術大学院大学の金子達雄教授らの研究グループが光触媒を用いて分解性を制御する海洋分解性プラスチックの開発を開始する。この開発は内閣府が定めるムーンショット型研究開発制度「生分解のタイミングやスピードをコントロールする海洋生分解…
東京工業大学科学技術創成研究院の原亨和教授、元素戦略研究センター長の細野秀雄栄誉教授らは50 ℃という低温条件下で水素と窒素からアンモニアを合成可能な新規金属触媒(Ru/CaFH)の開発に成功した。低温での反応が可能になったことで自然エネルギー用いた…
パナック社が藻類「スピルリナ」のらせん形状に注目し、スピルリナに金属メッキを施すことで電磁波を吸収する素材の開発を進めている。 【環境ビジネスデータバンク】スピルリナのメッキ 6G対応マイクロコイル 目次 パナック社紹介 新規技術「スピルリナのメ…
海洋分解性を示す新規材料として注目を集めるPHBH(カネカ社)を鍵とした生産、利用、廃棄を循環させる新たな循環システム構築の実証事業が進んでいる。 今回は京都高度技術研究所(通称:ASTEM)がリーダーシップを取って進めているバイオマス由来プラスチ…
東京理科大学発ベンチャー企業であるアクテイブの提案した廃棄プラスチックを用いた発電技術について情報を纏めました。 目次 背景 新規技術 二酸化炭素排出量削減効果試算 技術内容評価 関連記事 ・新規海洋分解性プラスチック情報 ・室温条件で二酸化炭素…
化粧品大手メーカーである資生堂と製品評価技術基盤機構(通称:NITE)は化粧品原料の生分解性を予測する方法の開発に向けて共同研究を発表した。化粧品の環境汚染が問題視され始めるなか、今回の共同研究により、化粧品原料の生分解性材料への切り替えが促…
日本触媒社は主製品となるアクリル酸エステルの原料を バイオマス原料に転換する新技術の開発を発表した。 原料のバイオマス化はSDGs達成に向けた挑戦となる。 アクリル酸エステル バイオ原料化 アクリル酸エステルはアクリル繊維、アクリルゴム、 接着剤等…
静岡大学 福原教授の研究グループは室温雰囲気下で二酸化炭素からメタンガスを製造する技術を開発した。 目次 既存技術 静岡大学 福原教授の新規技術 新規技術の一番の強み 化学産業への展開 既存技術 現在、欧州で実装されている二酸化炭素のメタネーション…