エコビジネスデータバンク

バイオマスプラスチック、生分解性プラスチックを中心にエコマテリアル技術、開発動向を取り纏めた情報サイト。「バイオポリエチレン」「ポリ乳酸」「PHBH」などの注目素材を始めとし「紙製バリア材料」「リサイクル技術」等幅広い環境ビジネスの最新情報を届けます。

化学メーカー

コスメ分野に天然由来材料供給(ダイセル)

株式会社ダイセルが天然由来の1,3-ブチレングリコールを化粧品基材に供給することを発表した。現在、需要が拡大しているオーガニックコスメ市場を開拓する。また、同じくバイオマス由来材料である真球状の酢酸セルロース微粒子を開発し、コスメ市場にサンプ…

【海洋分解】三菱ケミカルHD フランスのバイオマスプラスチック製造社に出資

三菱ケミカルHDが乳タンパク質のカゼインを原料とした生分解性(海洋分解性)プラスチックを製造・販売するフランスのラクティプス社への出資を発表した。今回は出資発表に関して詳細な情報を提供します。 【環境ビジネスデータバンク】三菱ケミカルHD 乳タ…

【ESG企業情報】第1回 東京インキ株式会社(生分解性プラスチック供給堅調)

二酸化炭素削減、廃棄プラスチック問題、海洋プラスチック問題の解決に取り組む日本の企業を紹介する企画の第1回目は生分解性プラスチックマスターバッチを供給する東京インキ株式会社を紹介したいと思います。 【環境ビジネスデータバンク】ESG企業情報 第1…

【環境問題】発電所の二酸化炭素削減へ(トクヤマ)

環境問題解決のため、トクヤマが二酸化炭素削減に乗り出した。トクヤマはバイオマス(木質ペレット)と石炭との混焼発電設備を新たに導入し、二酸化炭素削減を行う。火力発電の二酸化炭素排出量を考慮すると、今回のバイオマス混焼発電設備の導入が与える環…

【SDGs】化粧品向け植物由来原料供給へ(GSIクレオス)

生分解性樹脂「マタビー」の輸入代理店であるGSIクレオス社がSDGsの達成に貢献する新たな植物由来化粧品原料の供給を開始した。 NASAが注目する植物由来化粧品原料 GSIクレオス社はフランスのバイオテックマリン社の「セルトゾーム」から海洋植物(マリンプ…

【サスティナブル】生分解性樹脂とセルロース複合化(王子ホールディングス)

王子ホールディングスが生分解性プラスチックとセルロースの複合化の上市を発表した。バイオマス材料であり、かつ生分解性を示すセルロースを添加した新たな材料を提案している。今回はこちらの新規サスティナブル材料をご紹介。 目次 技術開発背景 新規技術…

【SDGs製品】石油由来プラから紙製ラベルへ(リンテック社)

粘着紙や粘着材料の国内大手メーカーであるリンテック社がプラスチックフィルムを使用せずバイオマス粘着剤の導入を発表した。リンテック社が発表した紙製ラベル素材とバイオマス粘着剤について詳しく紹介します。 目次 従来ラベル素材の課題 新ブランド「PL…

【最新情報】生分解性樹脂PLA コロナ禍でも高成長

バイオマス由来生分解性樹脂として注目を集めるポリ乳酸(略:PLA)の最新情報を纏めました。 目次 PLAを取り巻く環境 化学品市場 環境ビジネスのトレンド PLA市場情報 PLAの課題 PLA今後の展開 技術内容評価 関連記事 ・新規海洋分解性プラスチック情報 ・…

【生分解性】化粧品原料の生分解性予測の開発へ(資生堂&NITE)

化粧品大手メーカーである資生堂と製品評価技術基盤機構(通称:NITE)は化粧品原料の生分解性を予測する方法の開発に向けて共同研究を発表した。化粧品の環境汚染が問題視され始めるなか、今回の共同研究により、化粧品原料の生分解性材料への切り替えが促…

【サスティナブル】原料バイオマス化技術確立(日本触媒)

日本触媒社は主製品となるアクリル酸エステルの原料を バイオマス原料に転換する新技術の開発を発表した。 原料のバイオマス化はSDGs達成に向けた挑戦となる。 アクリル酸エステル バイオ原料化 アクリル酸エステルはアクリル繊維、アクリルゴム、 接着剤等…

【新規材料】新規海洋分解性プラスチック材料 アイ-コンポロジー社

【新規材料情報】今世界的に注目される海洋分解性プラスチックの分野において、新規な海洋分解性プラスチックコンパウンドをご紹介。

東洋スチレン PS新規リサイクル技術導入へ

ポリスチレン(PS)樹脂国内大手製造メーカーである東洋スチレン株式会社がポリスチレン製のプラスチックを化学的に処理し、ケミカルリサイクルの検討を進めることを発表した。 米国でポリスチレンのケミカルリサイクルを実施しているアジリックス社とライセ…